虫歯が歯の根にある神経にまで進行してしまった場合、従来であれば抜歯をまぬがれることはできませんでした。しかし近年では、歯の神経の治療「根管(こんかん)治療」を行うことで、歯を残せるようになりました。
とはいえ、根管治療はとても難しい治療です。当院では高度な機能を搭載したモリタ社の「トライオートZX」という器材を導入し、治療時間を最低30分は確保して根管治療を行っています。場合によってはレーザーを用いるなど、効果的な治療を選択して丁寧に進めます。重度の虫歯でお悩みの方は、一度当院にご相談ください。
次のような症状が見られる場合には、根管治療が必要かもしれません。手遅れになって歯を失ってしまうことのないよう、できるだけ早くご来院ください。
歯の神経がある場合 | 歯の神経がない場合(再治療の場合) |
---|---|
|
|
歯の根の中を通る根管の中から、虫歯菌に感染した神経・血管を取り除きます。
「トライオートZX」という器材を用いて根管を拡大し、根管の深さを正確に測ります。
根管の内部をきれいに洗浄し、殺菌します。
根管がきれいになるまでお薬を交換していきます。
お薬は症状や状態により、より効果的なお薬を選択していきます。
STEP3とSTEP4を繰り返し、症状が安定しましたら、根管内に再び細菌が入らないよう、きっちりと薬剤を充填します。
歯根に、被せものを装着するための土台を構築します。土台の素材には、金属やグラスファイバーなどがあります。
»グラスファイバー製の土台についてはこちら
土台に被せものを装着し、治療完了となります。